マシーネンクリーガー クレーテ製作記⑫ デカールを貼る&シルバリングを抑える
- 2018.08.09
- KRÖTE / クレーテ

前回までで、塗装の本筋というかあらましは終えてここからはさらに細部の詰めを行っていきます。
クリアーを吹きます。種類は「つやあり」
パステルは溶剤で付いているのですが、定着力は強くないためここで塗装状態をフィックスするためにコーティングします。
またデカールを貼りやすくするために表面ならし効果も狙います。
そしてデカールです。
このクレーテが1/12というマシーネンクリーガーの中ではビッグスケールの為、手持ちのデカールでは物足りませんでした。
そこで模型店で使えそうな物を物色。
こういうとき、趣味の力ってすごいと思うのですが、大きいデカールシートの中にひとつでも使えるものがあると思ったら、迷わず買いますからね。
デカールって結構高くて一枚で¥2,000~3,000のものなんかザラですから、それを数枚買うとあっという間に¥5ケタいっちゃいますからね。
あ~怖い!
いくら掛かったかはともかく、手持ちのデカールもフル動員して、貼っていきます。
今回はビッグスケールなのでわざと小さいデカールを貼ってリアルな感じを狙いました。
貼るときはマークソフターという接着兼軟化剤を使いました。
塗装にパステルを多用しているために表面はつや消しどころかザラザラですので軟化剤を使わないとシルバリングはもちろんしっかりと接着もされないのでこれは欠かせません。
デカールを貼りました。
この間も気になったところは塗装をしています。
機関部はもうちょっと味がほしいので、寒い場所で熱せられて鋳鉄感のある表面にしてみました。
ハンドルも試行錯誤しながら色味を加え、ゴムカバーをつけたような雰囲気にしてみました。
デカールを貼り終えてまたコートします。
今度は「つや消し」です。


シルバリングが抑えられて、全体の色味もなじむのでこのコーティングは楽しいですね。
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