Ma.K.ルナガンス 1/16スケール 試作完成見本レビュー 核誠治造 × WAVE corporation

ルナガンス1/16の試作完成見本が展示されました。
(@てくのかわさきにて2018年10月7日に開催されたMa.K. tamagawa meeting #Q会場にて)
先だって、ホビーショーやFacebookグループ「Kow YOKOYAMA」で横山先生が発表されていたため情報はすでにありました。
しかし今年のホビーショーを台風が直撃(するはずでしたが、結果的に大した被害はなかった)で自重したため、
今回が1/16ルナガンスを初めて見る機会となりました。
展示品を触ることができなかったので、推測の部分もありますがレビューしてみたいと思います。
アニスコル マシーネンクリーガー ルナガンス 1/16スケール 塗装済み 可動フィギュア
ルナガンス 1/16 ギミック
塗装済み完成品ということで
インジェクションにはないギミックについてご紹介。
ギミック① センサー3カ所にLED発光ギミックを装備
発光するのはいわゆる「ノイス頭」といわれる顔の部分と
胸の部分のセンサー部分でもう一カ所はわかりませんでした。
どこかな?
胸の部分のLEDは遮光が不十分で光が透けていました。
この辺りは改善されるのか、はたまた「仕様」なのか気になるところです。
リペイントする場合はチェックが必要な箇所になりそうです。
ギミック② 股関節に引き出し機構を内蔵
これはルナガンスのプロポーションをよく見せるために重要な部分ですね。
ここが動かないと角張ったシルエットにしかなりませんので
(それはそれでありなんですが)大事な部分です。
ギミック③ 脚部のクリック機構
これもビッグスケールの完成品ならではの親切設計です。
ここがクリック機構でない場合は、
パーツ同士のテンションで間接の動きを
制限、可動させる形になるわけです。
しかし、これですと個体差が出ますし
左足と右足でテンションに差が出たり、
可動回数とともに磨耗してヘタることも考えられます。
そのあたりを考慮してクリック機構にしたと思われます。
膝部分が2段、脚の付け根から伸びる部分が3段ということで、
ぐっと踏ん張るようなポーズから
比較的伸び上がったようなポーズまで対応できるのではないかと期待します。
④脚部はメタル素材を採用
足の部分から脛、太股部分にかけて金属素材が使用されています。
強度面は頑丈といっていいものになると思います。
またこの金属の比重というか重さがわからないので
推測になってしまうのですが、
脚が金属になることで重心をより下に持ってくることになります。
そのため立ったときの安定感が増すのではないでしょうか。
ルナガンスは胴体部分のマッシブ感が
そのまま重心の高さになっていますので、
飾ったときなどに脚部が比較的重くなり、
重心が低くなるのは良いです。
カラースキームはどうなる?
塗装については、二色迷彩でした。
製品はこのままの感じでいくのか、
以前の3A TOYS版クレーテのように
限定版(冬季迷彩)が出るのか、そのあたりも気になります。
見本の塗装はクリアな感じで仕上がっていたので、
ここにウェザリングを施していくのもいいですね!
けっこう手軽にかっこいい仕上がりが得られると思います。
マシーネラーの中にはリペイントする方も多いと思いますので、
無彩色版も欲しいところですね。
全体のプロポーション
全体のシルエット、ディテールは申し分ないです。
あとは製品版になったときの合わせ目の仕上がりなどといった部分がどうなるか、という感じです。
塗装済み完成品として普段、模型作りをしない方や、
単純にルナガンスが気に入ったという方も
充分に満足できる出来ではないでしょうか。
ルナガンス 1/16 まとめ
個人的には購入決定しております。
3A TOYSのクレーテ(リペイント記事はコチラ)のことをチラッと書きましたが、
このルナガンスも同様に再販がなさそうですし、
これを逃すと入手困難になるのは間違いないでしょう。
Ma.K.ファンとしては見逃せないという思いもあります。
たぶんリペイントすると思いますので、
合わせ目消しも覚悟してどんと来いという感じです。
塗装はこのまま見本の通りであれば、
この迷彩をガイドにしてほかの色を載せていくのも手かな、と考えています。
スプリッター迷彩も映えそうですね。
カラースキームは手に入るまでじっくり考えて楽しみたいです。
スケールや流通数(たぶんそんなに多くないでしょう)を考えると
価格もお得の部類に入るのかな、と思いますがいかがでしょうか。
それから、気になったのが製造元です。
以下に抑えた文章の中にテンションの高さがうかがえます。
海外の新メーカー「核誠治造(EARNESTCORE CRAFT)」から1/16スケールの塗装済み完成品モデル「ルナガンス」が登場!
「マシーネンクリーガー」の魅力的なメカニクスを精巧な塗装済み完成品で構築していく新シリーズがスタートします。
その第1弾はシュトラール軍の中でも特に人気の高い「ルナガンス」。
スケールはボリューム感たっぷりの1/16スケール。
近年,各メーカーからも新製品が続々発売され充実度が増すスケールだけに、今後の世界観の広がりにも期待がもてるでしょう。
第2弾も鋭意開発中、ご期待ください!
NEW!
1/16 マシーネンクリーガーシリーズ
ルナガンス
●\16,800(税別)●2018年12月下旬発売予定
■1/16スケール ■塗装済み完成品モデル
■製造元:核誠治造(EARNESTCORE CRAFT)
■輸入販売元:株式会社ウェーブ
※展示中の完成品は開発中のものです。実際の製品とは細部の仕様が異なる場合かあります。ご了承ください。
※本製品は核誠治造が企画・製造した製品を株式会社ウェーブが輸入販売するものです。
Kow Yokoyama 2018
(Ma.K. Tamagawa meeting #Q展示会場より引用)
海外の新メーカー「核誠治造(EARNESTCORE CRAFT / アニスコル)」から1/16スケールの塗装済完成品モデル「ルナガンス」が登場!
「マシーネンクリーガー」の魅力的なメカニクスを精巧な塗装済み完成品で構築していく新シリーズがスタートします。
その第1弾はシュトラール軍のメカの中でも特に人気の高い「ルナガンス」。
スケールはボリューム感たっぷりの1/16スケール。近年、各メーカーからも新製品が続々発売され充実度が増すスケールだけに、今後の世界観の広がりにも期待がもてるでしょう。
各部が可動するので、さまざまなポージングが可能。
とくに脚部の関節はクリック機構を内蔵し安定したポーズ保持が行えます。
また、股関節には引き出し機構を内蔵し、脚部をハの字に開かせた迫力あるポーズ付けが可能となりました。
精密に再現されたディテールに加え、3カ所のセンサーはLED発光ギミックを装備。
特徴的な脚部にはメタル素材を採用し、強度と安定感を高めた製品となっております。
この機会にぜひ!
ルナガンスについて
最後にルナガンスという機体自体の説明文をインジェクションキット1/20版から引用します。
こういった説明文はけっこう塗装のヒントになったりするので興味のある方はお読みください。
月面で発起された傭兵軍側の作戦に対し、適当な戦闘装備を持たなかったシュトラール国防軍第54航空艦隊は、相当な苦戦を強いられた。
航空艦隊に属する第1154航空工廠は、直ちにPKAをベースとした宇宙空間用装甲服の野戦改修キットの整備を開始。
また、それと同時に、ノイスポッターベースの高い偵察能力を備え、クレーテで採用されていた良好な脚駆動装置の機関部を組み合わせた高機動月面偵察機「ガンス」を作り上げた。
この「ガンス」は、月面での機動性を高めるべく、脚部の動力をバッテリーモーターに変更、中型ロケットノズルを装備。
ボムフォル・チオネル社から派遣された派遣された技術者の手によって、信頼性の高さとコスト削減を兼ね備えた機体に仕上がった。
初期に完成した70機の増加試作型は兵装を有し、軽火力支援任務を割り当てられたが、フリーゲ、カウツ等の実戦配備が進む中で、偵察専用兵器として兵装は撤去され、量産仕様の機体は当初から非武装となった。
試作機は戦場実験のためカンプグルッペ・トーテンコップ(髑髏戦闘団)に引き渡され、ガンス2機とフリーゲ、カウツによる組み合わせは傭兵軍による作戦行動の早期発見、迎撃に高い実効があることを証明。
ボムフォル・チオネル社に対して、量産型300機の製作準備命令が出された。
(WAVE 1/20 ルナガンス外箱より引用)
アニスコル マシーネンクリーガー ルナガンス 1/16スケール 塗装済み 可動フィギュア
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