屋外撮影がおすすめ!プラモデルをカッコ良く撮るには?
- 2018.08.28
- SHOOTING / 撮影

- 1. ネットやSNSに画像はやっぱり欠かせない!
- 2. 反応が薄いのは画像の善し悪しが一番の原因
- 3. どうやって画像を良く見せるか?「撮影を制する者はネットを制す」
- 4. 費用をかけずに屋外撮影をして画像の質を上げていくシンプルな方法をご紹介
- 5. 最後に…
ネットやSNSに画像はやっぱり欠かせない!
苦労して完成させたプラモデルや発売を心待ちにしてやっと入手したフィギュアを眺めるのは至福の時間!
「ここは苦労したな~」
「やっぱりよく出来てるよなぁ」
この感動、喜びを誰かに伝えたい!見てもらいたい!
同好の士ならばきっとこの喜びをわかってくれるはず!
モデラーであれ、コレクターであれ、自分のお気に入りを「人に見てもらいたい」というのはけっこう自然な欲求ではないでしょうか?
そこで出てくるのが、SNSだったり、ブログだったりといったネットを利用する方が多いと思います。
「よし、投稿しよう!」
ここで絶対に欠かせないのが「画像」ですよね!
かくいう私もプラモデルを製作する課程も含めて画像をFACEBOOKにアップしています。

完成品に至ってはもう撮りまくりと言っても過言ではありません。
載せるのはその内のわずかなのでこの撮影するということ自体が楽しみと言ってもいいのかもしれません。
でもですね、会心の画像をいざ投稿しても反応がけっこう薄いんですよ。
仲の良いSNS仲間なんかは「いいね」など返してくれるんですが、その他にはいまいち反響がない。
かたや、同じ物を写している画像でも他の方の投稿はものすごい反応があったりする…。
なんで?
私自身そうですが、モノがなんであれ、実物を見せるチャンスって実際はほとんどないです。
やっぱりネット経由でみんなに見せられるというのはその反応も含めてすごく楽しいんです。
どうせなら日本中、世界中の人に見てもらって「いいね」的な反応が返ってきたら最高です。
まるでその物の価値が一段上がるようなうれしい気持ちになれると思うんです。
反応が薄いのは画像の善し悪しが一番の原因
ネット全盛=画像が命
ふつうにネット、SNSを見ていても画像は最重要です。
You Tubeなど動画を見るときも、どれを見るか選ぶときの最初の基準はサムネイル画像ですし、通販で買い物をするときも判断材料には画像が大きなウェイトを占めています。

ましてや趣味の範疇でやりとりするSNSはもう画像さえ良ければ外国語で書かれた内容で本文の意味がわからなくても「いいね」しちゃいますからね。
実物を見ることなんてネットでやりとりしていたら多分99%以上の方がないでしょう。
とすると、けっきょく画像の善し悪しが「いいね」に繋がってくることになります。
どうやって画像を良く見せるか?「撮影を制する者はネットを制す」
画像を良くするにはどうすればよいか?
これはズバリ屋外撮影を実行します!
撮影がうまくいけば画像も良くなる。
しかもお金をかけずに!
私自身、プラモデルの製作はずっと続けていたんですが、撮影方法を屋外に変えてから、すごく好意的な反応をネットでもらえるようにになりました。
また、これはびっくりなんですが製作代行の依頼までポツポツいただくようになりまして画像の力ってすごいなあと実感しています。
費用をかけずに屋外撮影をして画像の質を上げていくシンプルな方法をご紹介
プラスアルファで画像を良くしていく5つの方法を挙げてみましょう。
①被写体自体を良くする
王道ですね。
そのもの自体を良くすればおのずと画像が映えます。
被写体を磨いたりして、汚れをきれいにしたり、曲がっていたり折れている部分があれば修復する。
改善できる部分があれば手を加えてあげます。
②画像を加工する
雑誌を始め商業関連のグラフィックはすべて修整が入っています。
SNSも多くの投稿画像になんらかのバイアス、効果がかかっているでしょう。
実物とかけ離れていなければ、と言う前提がありますが、画像加工ソフトもたくさんありますし、撮った画像を加工することで魅力をアップする事が出来ます。
③プロカメラマンに依頼する
これは趣味の範疇では、ちょっと本末転倒かもしれませんね。
撮ること自体が楽しみなわけで、それを人に渡してしまうのはもったいない気もします。
お仕事なんかでしたら有効な手段のひとつでしょう。
画像ソフト同様費用的な面がネックでしょう。
④スタジオ・撮影ブースを作る
ここでは、自作のスタジオという意味で使っています。
撮影ブースなどけっこうな種類が販売されています。
自分で撮影する際の環境を整えると言う意味ではいつでも撮影できるのも魅力です。
⑤屋外で撮影する
カメラ、撮影技術が進歩しても屋外での撮影というのは欠かせません。
ロケーションの力、太陽の光というのは被写体を自然に魅力的に見せてくれます。
もっともおすすめな撮影方法は?
一番手軽で効果が高くオススメなのが⑤屋外撮影です。
ただ外に出て撮影すればいいんですから費用もかからないうれしい特典付き(笑)
屋外撮影おすすめポイント① 太陽光で自然な仕上がり
屋外撮影の一番のメリットは、太陽光を使える点です。
本格的な照明設備があれば別ですが、部屋などで撮ると総じて光量不足で粗い画像になってしまったり、照明のセッティングで手間取ったりします。
その点、太陽光は屋内ではちょっと再現不可能なほどの光量を与えてくれます。
被写体の色味などを自然に再現してくれますのでとてもナチュラルな仕上がりを見せてくれます。
屋内で塗装していて、日光の下でキットを見てみたら新たな発見があるのもサプライズで面白いです。

屋外撮影おすすめポイント② 影の演出

屋外撮影のおもしろいところのひとつが影です。
快晴の日に模型を撮影していると影がバキッと出るんですね。
日が当たる部分と影が、デジタル信号ばりに完全に分かたれる。
そうするとなぜか、巨大感が出てリアリティにつながるんですね。
なんでかはよくわかりません(笑)
また日の射す角度で演出もできます。
正午前後は光が上方から来ますので、キットの形状がよく出ます。

夕方、夕焼けが出ているようでしたら、赤い色がキットに哀愁を漂わせてくれます。
また、なぜか人間味のある絵面になりますね。
感情的な雰囲気が出ます。

朝の光は日中に比べて横から差します。
またニュートラルな色味をしているのでキットの全体をよく見せるには絶好だと思います。

正午頃の真上からの光だと側面のディテールが影で見えない(よく写らない)こともあります。
ほとんどのキットは横斜め上から眺める前提でデザインされていると思うのでその一番見やすいところにまんべんなく光があたる朝の日光は絶好の状態だと思います。
このあたりは屋内でもできるのかもしれませんが、手軽にできるという点では屋外撮影、非常にオススメです。
また、曇りの日だと光をうまい具合に全体に回すこともできます。
日差しが強い日の写真って白昼夢みたいな現実離れした感じが出ることも多くて不思議なんですが、曇りの日はふわーっと光が当たるのでキットの全体像を伝えやすいです。

屋外撮影が初めてだったら曇りの日は狙い目です。
キットとカメラ持ってGO!です。
屋外撮影おすすめポイント③ シャッター・スピードが早く手ぶれしにくい
屋外撮影だと曇りの日でさえ屋内とは比べものにならないくらいの光量を確保できますのでシャッター・スピードが早いんです。
シャッター・スピードが早いと手ぶれが起きにくく手持ちカメラでもブレずにしっかり撮れます。
プラモデルなどいわゆる物撮りだと三脚使用がほとんどだと思いますが、三脚ってアングルを決定するのがけっこう面倒なんです。
ましてやディテールを狙って撮るときは、「ここ!」というアングルを探しますから手持ちでもバシャバシャ撮れるのはとても楽しいです。
屋内で撮影して、PCで画像を確認したらブレブレで全部使えない、なんてことありませんでしたか?
シャッター・スピードが早ければそうした失敗もかなり減ります。
屋外撮影おすすめポイント④ 借景ができる

借景というのは古くからある造園技法で遠くの山並みなどの景色をその庭の一部として取り入れる技です。
これを撮影に流用することができます。
屋内だとバックスクリーンで対応する部分です。
バックスクリーンは被写体を際立たせ、背後の余計なものを写り込ませないようにするためには有効な手段です。
また屋外でもバックスクリーンは、使えるのでこれはこれでありです。
しかし屋外撮影でのロケーションの選び方によっては、被写体にプラスアルファの雰囲気を与える背景を提供してくれます。
空や雲、建物、地面、水辺などその被写体にあった背景を「借景」することでその被写体の持つ属性やバックボーンを伝えることができる画像を得ることができます。
近所で利用できそうな場所が思い浮かんだらチャレンジしてみると面白いです。
屋外撮影オススメポイント④ 季節・時間帯のイメージを加えられる
被写体のバックボーンにもし季節や時間帯のイメージがあるならこれも加えることができます。
これは屋内撮影でももちろんできますが、セッティングが必要です。
屋外であれば、夕日や朝日、冬の空や春の若葉などをボカしてもいいので入れ込むだけで季節感や時間帯のイメージを付け加えることができます。
③の借景と組み合わせることであなたの画像はそれ自体が作品として一人歩きを始めることでしょう。

屋外撮影オススメポイント⑤ なんといっても費用がかからない
屋外撮影には基本的に費用がかかりません。これ一番ポイントです(笑)
屋外撮影の場合、多少はロケになるのでひょっとすると交通費が必要だったりしますが、高額な撮影機材やブースを追加で用意することを考えれば手軽なのは間違いありません。
都心などでモデルさんを屋外で撮影しているのをたまに見かけますが、やっぱりロケーションの力と費用の問題もあるんだろうと思います。
費用対効果でいえば最強のツール、メソッドが屋外撮影です!
屋外撮影のデメリットと解決策
屋外撮影は費用的にお手軽すぎて撮った気にならないんじゃないかと言う方もいるかもしれませんが、逆に屋外ならではの難しさ、どうしようもない点もあります。
一方でそのデメリットを克服したからこそ価値がある画像になるのも間違いありません。
「これ、よく撮ったなぁ」
ちょっとふつうでは撮れないようなシチュエーションで撮られた画像を見るとそれだけで興味を引きますよね。
被写体自体の評価もそうですが、こんな一言があると画像を撮ったあなたの株も上がって評判になってきます。
撮り鉄の方なんかは同じ車両を撮ってもその辺が評判の元になったりしてますね。
おかげさまで最近はいくつか製作代行のお話をいただくようになったのですが、そのご依頼主の方は、みなさん実際には私の作品をご覧になっていないんですね。
この屋外撮影をするようになってから、ご依頼をいただくようになりました。
やはり太陽光の自然な画像というのはごまかしが利かない部分があり、見る方にストレートに伝わることで作品に対する信頼を得ているのかなと感じています。
ここからはケーススタディ的にデメリットとその解決策、心構えを見ていきましょう。
屋外撮影の難点 天候・時間に左右される
キットが完成したー!
撮影するぞーい!
と思ったら雨…
天候は、どうしようもないですね。あきらめるしかないです。
しかし、わたしのような週末モデラーには辛いところです。
撮影できる日にちが限られてますから。
これは解決というよりは気分を切り替えて別のキットでも作りましょう。
風がつよいとキットが倒れてしまう。
風も大敵ですね。
屋外撮影の場合、どうしても地べたではなく一段高い位置にキットを置かないと背景に余計な物が写り込んでしまうことが多い。
そこに強い風が吹いて、キットが落下、大破ー!
最悪です。
泣けてきます。
こうならないようにしっかり固定すればいいんですが屋外で撮影していると展示台とか使わない方がいい写真が撮れることが多いのでその兼ね合いが難しいところです。
光源である太陽が動いてしまう!
また時間とともに光源である太陽が動くのも辛いところです。
さっきまで日の光を浴びていた被写体にいつの間にか影が差し込んでしまったり、朝や夕方など入ってくる光の向きで自分の影が写り込んでしまったり。
これはホントにどうしようもないですね。
解決策はただひとつ。
素早く撮る!
一択です(笑)
他人の目、遊んでいる子供
これ、難敵です。
プライベートな屋外空間で撮影ができる十分な場所がある場合はいいのですが、ほとんどの場合、撮影のために大なり小なり「ロケを組む」のではないでしょうか。
近所の公園だったり、浜辺だったり、山だったり、草むらだったり。
そこにはきっとあなた以外にも誰かいることでしょう。
親子連れだったり、カップルだったり、ご近所さんだったり…
撮影場所を確保したあなたは
バッグから大事そうに模型やフィギュアを取り出して、
ポーズをつけさせたり、
アングルを探したりして、
カメラを構え、
時には地面に寝そべったりしながらシャッターを切るわけです。
思い浮かべてください。
衆人環視の中、いい歳こいたおっさんが、そこそこ高そうなカメラを腹這いで構えて、撮っている対象がプラモデル、フィギュア…
通報されても文句はいえません(泣笑)
撮影時のあなたもわたしも間違いなく「変な人」です!
こんな姿を近所の奥様に見られたりしたらと思うとゾッとします。
また、撮影していると近所のお子さまが近付いてくることがあります。
こっちは撮影に専念したいのに、お構いなしに話しかけてきます。
テキトーにそのお子さまたちの相手をしながら撮影を進めていると、こともあろうにその子らが
「この変なのなに?」
「これだせえ!仮面ライダーのほうが好き」
「ガンダム○○じゃないからかっこわるい!」
「オレもこの間○○作った!そっちの方がかっこいい!」
などとのたまいます。
あなたは動揺します。
ガラスのメンタルのあなたは生まれて数年しか経っていない子供らの何気ない一言で砂上の楼閣と化した達成感を崩壊させまいと懸命に撮影を進めます。
やがて、お子さまたちは飽きて離れていきます。
やれやれ…
しかし油断はできません。
恐ろしいことにすぐ近くで思いっきりサッカーを始めたりします(笑)
あなたが丹誠込めて作り上げた完成品はハイメガ粒子砲のテラ倍の攻撃にさらされます。
ボールがひとつこちらに飛んできます!
「!!!」
すんでのところで直撃は避けられました…
あなた「………」
完成までの月日がよみがえります。
あなた「………」
撮影を続けたい気持ちをグッと抑えて、その日は無理と見切りをつけて引きましょう。
帰宅しながら、また次の休みがいい天気になることを祈りましょう(笑)
屋外撮影 注意ポイント 足元の処理
屋外で撮るときの楽しみのひとつが、ジオラマ感だと思います。
人工物であれ自然の中であれ、現実のなかに自分の作ったキットがある絵面というのは得も言われぬバーチャル感があります。
お台場ガンダムや以前流行ったポケモンGOと相通ずるおもしろさがあると思います。
屋外の十分な光量とか撮影条件のみを切り取って割り切って撮影している場合はいいのです。
しかし、ジオラマ感を狙っている画像だと惜しいのがけっこうあります。
ガンプラ系でスケールが1/100とか1/144とかに多いのですが背景とキットはすごくいいのに、キットの足下から草が生えていて、その草をキットの縮尺に直すと化け物みたいにでかい草に見えてしまうとか
雪の時の撮影に多いのですが、キットの足が雪に埋まっていて、いったい積雪が何百センチなの?みたいな画像がよく見られます。
それから雪の粒子って意外と粗くて縮尺感が合わずにかき氷の上にいるみたいに写っちゃうんですよね。
こういうの、惜しいんですよね。
キットの仕上がりは超絶なのにすごくおもちゃ感が出ちゃったりして
屋外撮影では背景以上に足下、近接の要素をどう処理するかが大事ですね。
これの回避方法は展示台を用意するのが一番です。
キットにあった色味で四角や丸の既製品で十分なのでそういう物があるとロケーションを選ぶのが楽になり、すごく撮影しやすいです。
背景にどうしても余計なものが写り込んでしまう。
これも実際に撮影してみると思っている以上に障害になります。
川辺とか高い建物の上とか背景になにも写り込まないような場所を選んで撮影に挑んだことがあるのですが、絶対に余計な物が入ります(笑)
戦場をイメージしてるのに運動場でサッカーしてる子供たちが入ってしまったり、レトロ感を出したいのにどうしても現代風のものが入ってしまったり
一番いいのはそういうものが写り込まないアングルを探すことですが、太陽の位置との兼ね合いなどを考慮していくと意外と選択肢は少ないです。
それならば、カメラの絞り機能を利用して思いっきり背景をボカしましょう。
背景が遠方であればあるほどこの絞りは効いてきます。

画像的にも背景がボケた画像は見栄えがします。
撮った本人には余計な背景でもボケさせればなんとかごまかせます(笑)
背景の色味がキットとかけ離れていなければ大丈夫です。
最後に…
模型の撮影をするときに意外と参考になるものが少なくて、自分なりに調べた内容をまとめてみました。
実際、使えそうな内容をみつけてもカメラなど機材の場合、費用も汎用性も「ファ!?」というのが多くてもっと手軽に誰でもやれて費用面でも痛くない屋外撮影をオススメしました。
カメラについてはド素人の私が撮影した画像でもそこそこの出来になるのが屋外撮影のスゴいところです。
こういう写真が撮れるとテンション上がります。
撮影は「沼」ですが、楽しいんですよね!
こういう趣味をもったとき、「物」を手に入れただけでは飽きたらず撮影して二次元的にも手に入れたくなる衝動
これってすごく不思議だな、といつも思います。
自分どれだけ所有欲が強いんだ、と(笑)
最終的には「楽しんだ者勝ち」
これに尽きます。
だから、撮影も妥協せず、しかし無謀な高望みはせず最小限の出費で最大限の効果を狙う。
そのために屋外撮影をしてみる。
そういう遊びもありじゃないでしょうか。
画像ソフトをこれから購入しようかという方も最初からではなくて撮影を思いっきり楽しんでから登場でもいいと思います。
インスタ映えじゃないですが、画像があれば言葉の壁、世代の壁も越えられます。
実際、模型ですとSNSの世界はかなりボーダーレスです。男性が圧倒的に多いですが…汗
そうやってネット・画像を利用してプライスレスな楽しみ、表現をしあってみんなで「おぉー!スゴい!」となったら最高です。
たかが画像、されど画像。
あなたの持っているキットやフィギュアの良いところや、ここだ!というアピールポイントをわたしはもちろんみんなもっと見たいし知りたいです。
そうして趣味が広がっていろんなことに興味を持っていけたらうれしいです。
屋外撮影で手軽に世界と繋がっていくこの楽しさをぜひ味わってください!
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