Ma.K. NIXE ニーゼ完成~撮影しました!

Ma.K.ノベライズ小説化「the SNAKE EYE story」 第5章 27 & 57

Ma.K.ノベライズ小説化「the SNAKE EYE story」 第5章 27 & 57

第5章 27 & 57

赤い砂埃を巻き上げながら二機の無人機が荒野を進んでいる。
無人強襲偵察用二足歩行戦車クレーテのみで編成された威力偵察部隊レッドサンド7は14日間のオーストラリア内陸部での任務を終え、メルボルンにある基地への帰投の最中だった。
基地を出たときは五機だったが、17号機はエンジン故障、37号機は沼地に足を取られ歩行不可能に、47号機も岩の転がる坂で転倒し起きあがれなくなり、いまは27号機と57号機の二機になっていた。
残った二機はオーストラリア大陸の赤い土を踏みしめ、昼夜兼行で歩き続けていた。あらゆる可動部に砂が入り込み、錆びつき、砲塔部は所々サンドイエローの塗装が剥げ、そこに赤錆が浮いていた。
57号機が傭兵軍のコールサインを傍受したのはメルボルンまでこのまま降雨がなければあと39時間というところだった。
57号機は傍受した信号の内容を即座に27号機と共有、連携し、メルボルン基地へと送信した。そして偵察任務の続行と帰還時期延期の届け出を通信で出した。
信号を受け取ったシュトラールのメルボルン基地ではその内容が奇妙だったためクレーテ二機の任務続行を受理しただけで、いつものバグだろうと取り立てて反応することはなかった。
この黙殺された奇妙さと言うのは、傍受したのが傭兵軍の識別信号で宇宙機スネークアイのものに酷似していたからだ。信号の発信位置が既存の村の位置と合致することを確認していたが、信号の内容が傭兵軍の最新鋭機でしかも宇宙機だったため、あり得ない「ありがちな」間違いだとされた。
信号が秘匿通信ではなく戦闘中の同士討ちを避けるための機体信号で隠す素振りのないあからさまなものだったことがかえって信号の真実味を薄めた。信号からわかったスネークアイの活動時間はたったの11分間だった。

二機のクレーテは信号のあった村へ進路を取った。搭載のコンピューターは到着まであと538分と弾き出していた。

to be continued 第6章 Roll Out

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