マシーネンクリーガー クレーテ製作記⑨ エナメル塗料を使用したウェザリング
- 2018.08.06
- KRÖTE / クレーテ PAINTING / 塗装

オイル、錆が流れる表現
パステルを使った冬季迷彩はまだ途中ですが、方向性は良さそうです。
ここで、ウェザリングをしていきます。
今回はオイルや錆から出た色が冬季迷彩に染み込み、流れる表現をします。
冬季迷彩は白なので、ウェザリングが非常に映えます。
一方でやりすぎると、すごくわざとらしくなったりメリハリがなくなるのでちょうどいい加減でやっていきます。
レッドブラウン色でウェザリング
使ったのはタミヤエナメル「レッドブラウン」

毎回この色名を見る度にハンニバル・レクターを思い出してしまうのですが…まぁ余談です。
まだ無垢な状態から…
ウェザリング!
一色でも十分な効果が出ます。
コツはとにかく薄く、メリハリをつけて、やりすぎないことだと思います。
この後は前回からのパステルによる冬季迷彩とこの汚し作業を繰り返します。ウェザリングも色数を増やしてより表情を増やしていきます。

ボルトの留め後からにじむ錆
機体の縁に沿って流れる汚れ
砲塔はパネルラインなどに沿って、意識的に色味を変えました。
ここからはとにかくしつこさが武器です。
自分って執拗だよな、と思うくらいネチネチと作業を進めます。
塗っては拭き取り、拭き取っては塗って…。
傍目にはなにをしているかわからないかもしれません。
しかし徐々に確実に、ディテールの味が加わっていきます。
偶然の力を借りながらイメージを具現化していく作業は楽しいものです。
納得いくまで塗ったら次回は識別帯を塗りましょう。
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